10/3より始まりましたデコラ神戸の改装においては、顧客の皆さまには大変ご不便をお掛けしておりますことをまずお詫び申し上げます。
本日は神戸店二代目の店長として長年在籍した縁もあり、漆畑が過去のデコラアーカイブを交え、改装に関するあれこれをブログに綴りたいと思います。
お陰様で工事は着々と進み、リニューアルオープンの11/19に向けて邁進中です。
1999年の12月、神戸旧居留地にスタートした初代神戸店は、『2001年宇宙の旅』に出てきても違和感のないようなミッドセンチュリーの近未来感が特徴的な空間でした。
それまでの眼鏡店ではメガネの調整や測定はバックヤードで人の目に触れないところでおこなわれているのが普通だったのですが、神戸店ではオープンカウンターで調整を行い、測定室はガラス張りでシースルー化するなど、技術的な部分を隠さないスタイルが斬新でした。
来たるミレニアムに向けて、ブティック型の眼鏡店でありながらテクニカルの面でも安心して楽しんでいただける大人のための新しい眼鏡店を作ろうというのがデコラ神戸でした。
2000年頃はすでに少子高齢化が危惧され、メガネ業界ではシニア向けレンズの商品開発が盛んになっていました。
メガネカルチャーが成熟していく中で、老眼世代のメガネの価値観も多様化していくとそこに新しい需要も生まれます。
当時はまだメガネコンセプトショップはファッション好きな若者が出入りする場所というイメージが強かったのですが、もっと広い年齢層が国内外問わず世界基準で優れたアイウェアデザインを楽しめるようにコンセプトショップのマーケットを拡張することもデコラの目論見の一つでした。
その後2010年3月、オープン10年を節目に“ホテルのロビー”をコンセプトとした内装で、大きなソファーをベースとしたゆったりとくつろぎながら買い物を楽しめる路面店ならではの空間をご提案しました。
この期間ブランドのイベントを数々開催し、お客様同士の交流が生まれるなど、デコラ神戸の知名度も大きく上昇しました。
デコラが目指していたのは地域に愛される地域一番店です。
“メガネといえばデコラだね”
そういわれる店となるべく日々切磋琢磨しています。
神戸店の第三形態となる本改装は、東京店を含め三度の店舗設計を依頼してきた空間デザイナーの間宮吉彦氏に依頼。
間宮氏の持つ既存の価値観にとらわれない発想は、デコラの語源であるdeconstruction(脱構築)には欠かせません。
新しい神戸店は完全バリアフリーとなっており、また測定機を二台に増やし測定スペースを拡張したことで、待ち時間を短縮しどなたでもストレスなくメガネ選びを楽しんでいただけます。
ファサードデザインも一新、世界的な左官職人である久住有生氏によるウォールアートにも注目です。
パースではどうしても空間の雰囲気は伝えきれないのですが、店内はグレーとシルバーを基調としたシックで気品に満ちた空間になる予定です。
リニューアル後にはデコラ一押しブランドとのコラボモデルやレア商材、新ブランドなどホットなネタを様々ご用意する予定です。
また数量限定で眼鏡一式ご購入いただいた方に、スペシャルノベルティーとして、タイベックス製のマルシェバッグを準備しています。レジャーや部屋の整理、日常の買い物など様々なシーンでご活用いただける便利アイテムです。
“技術とセンスを兼ね備え、お客様のライフスタイルに合わせたトータルファッション提案ができる世界基準の眼鏡店”
それは時代とともにアップデートされるデコラ普遍のスタンダードです。
さらなるサービス向上を目指してスタッフ一同取り組んで参りたいと思います。
リニューアルオープンまでご不便おかけ致しますが今しばらくお待ちくださいませ。
(decora 漆畑)
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