こんにちは、decora神戸の柴田です。
店前の街路樹の落ち葉が日に日に多くなり、掃いても掃いても降ってくる大変な時期がやってきました。デコラ神戸での秋の風物詩です。
日中は暑く、朝晩は肌寒い、気温差が大きい時期なので、どうぞ体調を崩されぬようお気を付けください。
さて、今回は開催直前の
「theo special days @decora KOBE」のご紹介です
11/23(fri) – 11/25(sun)
イベント期間中は、最新作を含め日本で人気のモデルを約600本ご用意しております。
サンプルでの受注となるため1ヶ月以上お時間を頂くものもございます。何卒ご了承下さいませ。
すでにデコラ東京や大槌チーフのブログで多くのモデルをご紹介しておりますので、ここでは「theo」のストーリーについて少しばかり…
ウィム・ソーメルス氏とパトリック・フート氏の手により「theo」は産み出されました。
『当時売れていた主流の眼鏡とは違ったものをお客様へ提供したい』と考え、1989年に「theo」の最初のメガネを誕生させました。そのメガネはとても革新的で、瞬く間にテオファンが増えていきました。20年以上経った今では、50カ国、1400店にものぼる多くの店舗で販売されるメジャーブランドまで成長しました。
デビュー当初、その革新的なデザインからアヴァンギャルドな人達だけをターゲットにしていましたが、やがて「幅広い層の人々にも受け入れやすいデザインを」と徐々にそのバリエーションを増やしていきます。
しかし、「theoの原点」でもある『当時売れていた主流の眼鏡とは違ったものをお客様へ提供したい』という発想から産み出された個性的なデザインを好むコアなテオファンやファッションリーダー達を再び唸らせたいとサブブランドを立ち上げます。
それが「Eye-witness」
1995年にスタートした「Eye-witness」は、一見、製造途中のようで、左右非対称な形をしています。人の顔は必ずしも左右対象ではありません。ならばその顔に掛けるメガネも左右非対称でもいいのではないか?という面白い観点から生まれました。
個人的にも「Eye-witness」は好きなコレクションで、一目見ただけだと分かりにくい左右の違いをまるで“間違い探し”のように発見するのも一興です。
現在は廃盤となってしまった私物です。入社して初めて購入した思い出の「Eye-witness」
10年以上経った今でもやっぱりカッコいいです!
もちろん「Eye-witness」シリーズは、今も続いていて、毎年新しいモデルが発表されています。
その後も、2004年にはドイツ系ベルギー人デザイナー、クリストファー・ブロイヒ氏とのファッションとアイウェアの融合したサングラスシリーズを。
2008年には、ベルギー人デザイナー、ティム・ヴァン・スティーンバーゲン氏と神秘的で洗練された輝きを放つメガネを作り上げました。
さらに、創業20周年記念として、今まで目の周りでのデザイン(小振りのメガネ)を顔全体へとデザインを広げた「VinGtage」コレクションを発表。この「VinGtage」の名は、フランス語の(vingt ans d'age)20年という意味もあり、50年以上前にかけられていたヴィンテージフレームとは似ても似つかない、現代のための新しい目をみはるメガネとなりました。
また、2010年には新コレクション「James」シリーズを発表。クリエイティブな精神を持つジェームス氏に全ての裁量を任せ、他に類を見ない数多くのモデルを生み出しています。
こうやって「theo」のストーリーというか、ヒストリーを振り返ってみると、本当にテオはサプライズが大好きなブランドだと感じさせられました。毎年何かやってくれるんじゃないかとワクワク、ドキドキさせてくれる数少ないブランドですね。
最後に、あるテオのスペシャリストの言葉です。
「theo」に対する多くの方の印象は、「アート色が強く、前衛的なデザイン」のアイウェアだと。しかし、それは“氷山の一角”に過ぎない。その全容は、落ち着いた、デイリーユースとしてもとても使いやすいデザインからアヴァンギャルドなデザインまで幅広いラインナップが揃っている、世界的に見ても数少ない(唯一と言っても過言ではない)ブランドだと。
その理由は、theoのモットーにあると、「 theo loves you 」(テオは皆さんを愛しています)なのだから…
3日間限定のスペシャルデイズ。今週末はテオのストーリーを思い返しながら、ちょっとした
「モダンアート鑑賞」に赴いてはいかがでしょう。
(decora KOBE 店長 柴田)
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