本日はデコラに新しくラインナップされることになったフランスのハンドメイドアイウェアブランド“LUCAS de STAEL(ルーカス ド スタール)”をご紹介いたします。
デザイナーのLucas de Stael(以下ルーカス)は画家を祖父に持つフランス人です。
お祖父さんの絵はルーブルにも飾られていたことがあるそうです。
フランス南部のブドウ園で育ち、その後2003年にフランス国立のアートスクール“ENSCI Les Ateliers”を卒業しました。
大学卒業後、フランスの有名アイウェアデザイン会社に勤め、デザインの経験を経て2006年に独立し undostrialという自身の会社を設立しました。
2012年、自らの名前を冠したLucas de Staelを立ち上げました。同年、パリ19区にあった印刷工場を改装し工房を構えます。
ルーカスはデザインに常にアートを取り入れ、また新しいことを探求し続け実現させていくことを忘れません。また彼は眼鏡のデザインだけではなくアーティストでもあり、ジュエリーの細工師としての顔も持っています。
繊細で美しいデザインを作り続けるため、自身の工房で使う機械や製造方法の開発も研究しながらフレームを製作しています。
全てのフレームは彼の工房でハンドメイド生産されています。
工房では伝統的な手法と革新的なアイディアを組み合わせることで、眼鏡生産の限界やルールを超えて新しいものを生み出しています。
学生時代に他分野で学んだことを活かし、プロトタイプ製作を繰り返し独自の工法を追求しています。
一つのフレーム生産に約30の工程を必要とし、一人当たり1日約3本の眼鏡しか作ることができません。
医療用のステンレスにレザー、ウッド、石などを張り合わせるなど今までの眼鏡作りの常識では考えられなかったスタイルは目の肥えた眼鏡ファンの方をもきっと唸らせるものでしょう。
デコラ東京では数あるコレクションの中から特に珍しい素材として“石”に注目しセレクトしています。
御影石を使った逸品
プレート状の石。ステンレスとコンビネーションすることで弾力性を持たせます。
一人の職人が一日に仕上げられる量はたったの3本
どのコレクションもかつて無い質感で、全てのコレクションをお見せしたいところですが、セレクトには限界があります。ですが、7月にコレクションの世界観を知っていただくための受注会を企画しました。
LUCAS de STAEL
French Luxury Eyewear Showcasing
神戸 7/13(土)~7/21(日)
東京 7/27(土)~8/4(日)
受注会ではコレクションサンプルをご用意しますのでお気に入りのコレクションがオーダー可能です。
すべてハンドメイドによる受注生産になるため完成までに約2ヶ月を要しますが、きっとご満足いただける逸品になるかと思います。
お楽しみに。
(プレス 漆畑)
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