こんにちはデコラ東京の漆畑です。
梅雨もそろそろ明け、本格的な夏の到来です。
夏の木陰、甲子園、旅、夏好きな私にはたまらない季節です。
密かな趣味は甲子園の選手宣誓を聴くことでして、、、。
さて、丸の内を行き交う人たちの装いも夏、夏、夏、ビジネスパーソンのみなさんはすっかりクールビズでネクタイしている人などほとんどおりません。
最近はクールビズのさらに上を行く超クールビズをよしとする企業もあるようですね。
ノータイ、半袖はもちろんポロシャツやアロハ、場合によってはサンダルもありみたいな。
超クールビズに対する考え方は世代間ギャップが激しいようで、若い世代の方ほど良しとし、50~60代の男性は節度がないとかビジネスの装いとしては不適切と考える傾向にあるそうです。中間の世代はバランスをとった考え方が多く、節度があればOKと。
ようするに“節度”の捉え方は世代や職場環境によって違うということなのでしょう。
個人的には夏だからといって身につけるもの何でも剥いでいってしまうのには抵抗があります。
なぜならばネクタイやチーフにも素材や柄があり、季節ごとにジャケット、ボトムス、靴、そして時計、眼鏡などの小物とどう組み合わせるかを考えることはとても楽しいからです。
そして普段着と仕事モードの切り替えは首元を締めるということが私にとってある種のスイッチになっているので、そのスイッチを切ってしまうと何だかしっくりこないのです。また、ショップ店員はそのショップのコンセプトを体現する者でもあると思うからです。
こんなわけで私は私の節度に基づいて今年の夏も痩せ我慢をします。
とはいうものの眼鏡にも少しは季節感を出したいものです。
眼鏡には季節感が無いと思われている方も多いと思いますし、そもそも眼鏡で季節感を出すという発想が無いのかもしれませんが、洋服同様、素材や色で季節感は演出できるのです。
透明感のある生地は涼を感じさせます。クリア系の生地にも白っぽい、黄色っぽい、ピンクぽいなど微妙なニュアンスが楽しめます。私もイエローズプラスのGLENというサングラスモデルを眼鏡にアレンジして作りましたがとても重宝してます。
YELLOWS PLUS 上LONA、下BRETT ¥25,920
隙間が沢山あって見るからに涼しげです。非常に掛け心地がよくて、蒸し暑い季節でもストレスを感じません。
spec espace 上ES6581、下ES6582 ¥38,880
夏ならナチュラル系の女性にこそ、こういうケミカルな色を合わせていただいても面白いと思います。
Theo 上mille+23、下mille+26 ¥43,470
トレンドとはいえ、肉厚な黒縁やべっ甲色の眼鏡は見るからに暑苦しいです。イチヤマのメタルなら鼻周りもスッキリして心地よいと思います。トラッドファッションとも相性が良いですし。
FISH&CHIPS SADDLE BRIDGE-P ¥28,080
いかがでしょう?眼鏡的クールビズ。
〈了〉
(decora TOKYO 漆畑)