年明けから1都3県に緊急事態宣言が発出されましたが、眼鏡は生活必需品ということもあり、皆様におかれましては不要不急のバランスをとりながらご来店いただいていることと思います。この場をお借りして御礼申し上げます。
昨年来のコロナウイルスによる社会の混乱という未曾有の経験をし、眼鏡とは何かということを改めて考えさせられました。
マスクとのコーディネートを考えることなど想像もしませんでしたし、そこに需要さえも生まれるなんて、、
ﾓｰﾄﾞｵﾌﾟﾃｨｰｸより
コロナ禍で特に感じたのは、眼鏡は人々の生活に寄り添う道具であるということです。
ファッションアイテムである以前に道具であることを改めて実感しました。
機能的用途に合わないメガネは使いにくいですし、掛け心地の悪い眼鏡はどれだけデザインが気に入っていても自然と掛ける頻度は落ちてしまいます。
現在弊社では在籍社員の半数が認定眼鏡士の資格を取得しています。
オプティシャンとしての基礎スキルという基盤に立ってこそのファッション性ということを認識しているからです。
生活の中の、道具としての眼鏡という視点を常に持ってご提案にあたらねばと思います。
「リモート中心にライフスタイルが変わってしまったので度数を変えたい。」
「眼鏡が歪んでしまったので郵送するので直して欲しい。」
「人と会う機会が減ったので機能性重視の眼鏡を作りたい。」
このようなお問い合わせの数々によって、改めてそのことを痛感しました。
道具としての眼鏡のクオリティーとファッションとしてのアイウェアを両立し、奥深い眼鏡の世界を皆さまと共有できるよう、また安心して眼鏡づくりをお任せいただけるよう日々研鑽したいと思います。
少し遅くなりましたが、新年のご挨拶に代えまして本年もよろしくお願い致します。
(常務取締役 漆畑)
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