こんにちは。漆畑です。
最近ヴィンテージテイストの眼鏡がトレンド感を強めていますが、デコラでもジュリアス・タート・オプティカルなどの需要が高くなってきており、ヴィンテージスタイルが男女を問わず広く支持されてきていることを実感します。
時代を超えて愛される古き良きものは、現状のような先行き不透明な時代に、より“間違いない”モノとして捉えられているのかもしれません。
そんな中で、適切なサイズについての質問を受けることが多くなっています。
ジュリアス・タート・オプティカルはとくに同じモデルでサイズ違いがあるため、自分に最適なサイズがどれかがわかりにくいという方もおられるようです。
一つの目安として参考になるのは、眼鏡の表記サイズです。
メガネは洋服のようにS、M、Lではないためわかりにくいのかもしれませんが、一つの法則がありますので覚えておいていただくと便利です。
ほとんどのメガネにはボクシングシステムという国際基準のサイズ表記がなされており、
51□19-145
という具合に表記されています。
この数字が表しているのは
51=レンズの横幅の最も長い部分。仮にAとします。
19=レンズとレンズの間の最も短い部分。仮にBとします。
145=テンプルの長さ。
です。
一つ重要なこととして、ご自身の眼と眼の間の距離(※PDと呼びます)を知っていただく必要があります。(これは専用の機器を使って眼鏡店で計測する必要があります。)
メガネは掛けたときに自分の眼の位置がフレームレンズの中央にくるとバランスが良く見えます。
この表記の中のAとBを足した数字(※FPDと呼びます)とご自身のPDが近ければ近いほどレンズに対して眼が中心にくるのでバランス良く仕上がる可能性が高くなります。
この例の場合のFPDは
51+19=70
となるので、PDが70前後の方はしっくり収まりやすくなります。
このサイズ表記が示すものはあくまでも横幅だけで、実際には顔幅に対して眼の位置のバランスということも考えなければなりません。またファッション的にあえてオーバーサイズで、あるいはスモールサイズでといった掛け方ももちろんありますし、そんなことは度外視して力技で掛けるということも時にはあるでしょう。あくまでも目安として覚えておいていただくと良いと思います。
ただ光学的な度付きレンズの仕上がりは、よりセンターに眼の位置が来るほうが綺麗であることは間違いないです。
実際にジュリアス・タート・オプティカルのHAROLDというモデルを使って私の顔で実験してみましょう。
私のPDは69です。
①サイズ 43□23
②サイズは45□23
十字の中心がレンズの中心で、①FPD66、②FPD68となり、私のPDには②の方が数字上では収まりが良くなります。
(※PDは左右差があり必ずしも左右対象ではありません。鼻の形状などによっても眼の位置の収まりは左右差が生じます。眼の位置の高さについては、写真の状態では上にきすぎているため、ノーズパッドのカスタムで調整する必要があります。)
いかがでしょう?参考になりましたでしょうか。
弊社でもオンラインでの販売がスタートし、サイズに関するご質問も多くございます。そんなときにも参考にしていただけましたら幸いです。
(プレス 漆畑)
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