こんにちは、デコラ東京の漆畑です。
少しずつ深まる秋、毎年この時期何かしら音楽のことを書いているような気がするのですが、
季節の変わり目は音楽がその気分を高めてくれますね。
私、NHKの「ニッポン戦後サブカルチャー史」という番組をきっかけに、故大滝詠一さんの1995年ラジオ番組
「日本ポップス伝」を改めて聴いてみたのですが、その膨大で緻密な体系的知識に驚かされます。
そんな大滝さんの楽曲はコアなファンに言わせると普通に聴こえて普通じゃないマニアックなものなのだそうです。
普通のようで普通じゃない、これはようするに“通好み”ということです。
眼鏡の世界にもあるんですよね。そんなブランド。
BARTON PERREIRA(バートンペレイラ)
ブランドを創設したビル・バートンはアメリカで数々のブランドを手掛けてきた業界のキーパーソンで、
パティ・ペレイラは世界的なトップブランドのデザインに長年に渡り関わってきました。
このブランド、みればみるほど酸いも甘いも知り尽くしているなぁと実感します。
引き算の仕方がよくわかっていて、ギリギリのラインを攻めてくるのです。ひと目普通に見えるものも多いのですが、
よくよく見るとヴィンテージデザインがルーツになっていたり、クラシック要素を嫌味なく入れていたり、
普通に見えて普通じゃない感がしっかりあるのです。
これは数多くのアイウェアを手がけてきた二人だからこそできる表現だと確信します。
深く意図的なのです。
デコラ東京では9/17(水)〜9/23(火)までの期間中、
弊社20周年企画の一環として『BARTON PERREIRA VIP EXHIVISION』を開催します。
期間中はバートンペレイラの良作コレクションを多数ご用意してお待ちしております。
私も自らオフィスに赴き、イベント商品を選定してまいりました。
きっとバートンペレイラの魅力を感じていただけるものと思います。
お楽しみに。
〈了〉
(decora TOKYO 漆畑)