こんにちは。デコラ東京の岡部です。
先週、丸の内界隈は例の“駆け込み”で大変な賑わいでした。皆様も色んな所へ駆け込んだかと思います。かくいう私は気になっていたものの、結局何も買えずじまい。トホホな結果となりました(ハァ、私も駆け込みたかった)。。。
そんなことはさておき、東京店には「パウリーノ」の新作が春風に乗って届きました。
(船便で荒波にもまれてたらどうしましょう。。。ドキドキしてしまいます。)
前回のデザインはボリュームのあるやや大きめのデザインが多かったですが、今季の新作は線が細めで小振りなデザインが豊富です。当店では女性も掛けていただきやすいトラッドを意識したモデルをセレクトしました。
NAZARE ¥41,040(税込み)
ややフォックスなボストン系は甘さ控えめでキリッと目元の引き締め効果が期待できます。今回のパウリーノ新作の中ではこのモデルが一番グッときたモデルです。シルエットが美しいですね。左右でギャップのある柄の入り方もたまりません。
このような美しいグラデもあり〼。淡いクリア系と乳白のグラデーションは男性デザイナーとは思えない柔らかいカラーワーク。一見の価値ありです。
SANTAREM ¥41,040 (税込み)
デザイナー、ラミロ・パウリーノ・ペレイラは1930年代から続くポルトガルの眼鏡一家、パウリーノ家の三代目です。初代パウリーノが眼鏡店を開業した土地「SANTAREM」がモデル名に冠されています。ラミロ氏にとって思い入れのあるデザインなのでしょう。正方形に近いウエリントン。線細小振りですがいい味出し眼鏡になります。
前回発表のモデルにも素敵なモデルがありましたので今回セレクトに加えました。
MARTIM ¥41,040 (税込み)
ラウンドに近いボストンですが、ブリッジ周りのディテールが面白いですね。前回のコレクションには智(耳側)のディテールに同様のカットを入れたものがありました。“パウリーノらしさ”を強調するこだわりディテールなのでしょう。
どのモデルも店頭でご覧いただけます。
このようなモデルは累進レンズとの相性がとても良いです。小振りである程度天地幅を設けたデザインは累進レンズ系特有の視界の揺れ、歪みを感じやすい場所を効率よくカットでき、極端に短い累進帯長のレンズを選ばなくてもいいので度数の変化もマイルドになります。文章だけでは伝わり難い部分もあるかと思いますのでまずは店頭で私達にご質問下さい。テストレンズもございますので体感もいただけます。
なによりもこういった洒落たデザインの眼鏡をかけると“もしかして遠近両用!?” と思わなれないのが一番のオススメポイントかと思います。
(decora TOKYO店長 岡部)