こんにちは。デコラ東京 岡部です。
夜になると虫の声が聞こえてくるようになってきましたね。秋も少しずつ近づいてきているようです。
秋になると茶セルの眼鏡をお探しの方が増えてきます。丸の内は普段から落ち着きのあるカラー、柔らかい印象になるものを好まれる方が多いのですが、これからの季節は更に柔らか印象カラーの需要が高まります。
一言で「茶」といっても様々なトーンやパターンの生地があります。最近はフロアに立っていると茶セルのバリエーションもかなり増えたなと実感します。数本の茶セル眼鏡で表情にバリエーションを持たせることもできそうです。
例えば「マット茶」
上)ic! berlin / klavierspieler ¥49,680(税込)
下)LINDBERG / RIM AIKO ¥62,640(税込)
艶やかな茶系よりも落ち着きというよりは渋みが増します。肌の質感に近く、顔との一体感を出しやすい表面処理の生地です。
見た目は渋くても装用感は軽やかな2本です。
馴染み良い「ツートーン」
左)YELLOWS PLUS / KURT ¥30,240(税込)
右)BARTON PERREIRA / TIMOTHY ¥43,200(税込)
薄い色を使用しているフロント下部が顔に馴染みやすく、ナイロール系フレームのような印象になります。メタルフレームをご利用中の方はこのようなスタイルや全体にクリア感のある生地を使用したものをご検討いただけるとメタル → セルの移行もスムーズです。
続いて「オレンジ系茶セル」
左)H-fusion / HF112 ¥31,320(税込)
右)BARTON PERREIRA / BANKS ¥43,200(税込)
オレンジ系の生地はほんの少しクリア感のある生地のため、掛ける方の肌の色が印象を左右します。
女性が掛けると明るく発色しているように見え、男性が掛けると渋みが出ます 。
茶ではありませんが「イエロー系」
左) BARTON PERREIRA / BASSEY ¥59,400(税込)
右)STEADY / STD03 ¥24,840(税込)
黒と同等のインパクトを持つカラー。BARTON PERREIRA の生地はアセテート、透け感が強く瑞々しくSTEADYはセルロイド製となり、素材特有の「くすみ」がクラシック感を強調します。それぞれの素材の特徴が活かされた2本です。所持している方の数は前述の3種よりも少なく、素材の違いによる質感の違いはどちらにするか悩んでしまいますね。
色味の細やかなニュアンスは写真でお伝えしきれませんので一度手に取っていただきたく思います。
神戸店にて開催中の「BARTON PERREIRA Special Exhibition」、東京店は9/15(木)〜25(日)の日程で開催致します。盛りだくさんのサンプルが届きますのでしばしお待ちを。
そういえば前回の大槌ブログの冒頭に夏休みの話題がありましたが、それを読んで私も思い出しました。私は結構早めに宿題を終わらせる派で、夏休みの最後は毎年課題工作に夢中でした。毎年私の中で電池を使う手作り工作がテーマとなっていて、目が光る紙粘土の怪獣から始まり、銅板が震えて音が出るブザー、電磁石を使ったクレーンなどなど。今考えると変なもの作る小学生でしたね。。。
(decora TOKYO店長 岡部)
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