こんにちは。デコラ東京岡部です。
先日、私は四十数回目の誕生日を迎え、四捨五入すると花の50代になります。いよいよ累進世代真っ只中に突入。私は老眼鏡を掛けたくて仕方がなかったものですから実に喜ばしい限りです。ナンテカッコイイノダ…シニアグラス…。と思ってました。ちなみに子供の頃はメガネに憧れて布団の中で本を読んでおりました。
また、最近は手に取る眼鏡も軽いものが増えてきました。昔は軽量なフレームは掛ける事はないだろうと思っていましたが、なかなかどうして。ここ数年は軽量なフレームにすっかり魅せられています。
年齢とともにその人にとって旬な眼鏡も変わってくる。これも私自身が実感できるようになってきました。
長時間掛けていて疲れを感じにくいことは眼鏡生活において非常に重要な事だと思います。私と同じ累進世代の皆様、遠近両用はもちろん、前回の大槌ブログでもご紹介させていただいておりました中近両用や近々レンズとも非常に相性の良いこれらのモデルはいかがでしょうか。
前回の大槌ブログはこちらからどうぞ。→ 2018/01/17 大槌ブログ
<LINDBERG RIM>
上 : CHRISTOFFER ¥63,720(税込)
下 : SAMMY ¥68,470(税込)
インナーリムタイプの新作 SAMMYは昨年秋発表の新作です。一見して横長なオーバルシェイプも近年では珍しくなっています。サイズも気持ち大きめ。現在ヨーロッパでのサイズ感は日本よりも大きめがトレンドのようです。
ティアドロップとしては小さめのCHRISTFFER はダブルブリッジのディテールが美しく、極細のチタンを最小面積で接合する高度な技術は必見です。ここまで繊細になると敬遠しがちなティアドロップの野暮ったさはなくなり、上品に掛けこなせます。
<ic! berlin>
上 : biswin
下 : etesians 共に ¥49,680(税込)
昨年秋に発表されたic! berlin の新コレクション「silk(シルク)」。従来のブランドシンボルとも言うべきヒンジシステムを根本から再デザインを行っています。より繊細に。より軽く。
この silk コレクション、世界デビューは今月ドイツにて開催される「OPTI」で正式デビューとなり、日本では先行発売されています。
<DITA>
左 : BIRCH
右 : ASH 共に ¥51,840(税込)
DITA 定番モデルとして人気の両モデル。掛けた瞬間に予想を裏切られ「軽い」、「しっくりくる」と、驚くお客様が多いコレクションです。デザインもシンプルですので昔のDITAをご存知の方には物足りないかもしれませんが、丸の内ユーザーからは高い評価を得ています。
掛け心地の良さの秘密はフロント生地の厚み(3mm)とチタン製のテンプルによる重量バランスの良さにあります。重心がテンプル側へ寄るため掛けた時の座りが良く、鼻に掛かる重さが軽減されます。
<propo>
上 : MARI
下 : PHIL 共に ¥34,560
国産ブランドも負けてはいません。2015年秋にブランド名称を変更し、レディス向けのデザインにシフト。それ以降着々とファンを増やし、最近はブランドご指名のお客様も増えてきており、ファッションに携わる業界からの注目も集まり始めているようです。
以前、デザイナーより軽さを追求するというよりも女性をより美しく魅せる、掛けた時に初めて完成するデザインであること。また、掛ける方の全体のバランスで魅せることをデザインし、そのデザインに合わせた素材選びを行うと最終的に軽くなったとの説明いただきました。
技術に傾倒すること無く、非常にミニマルな表現でブランドの意図を伝える。かなり難易度の高い仕事が詰まったブランドです。
どのブランドも掛けてみるとその心地良さに関心いただけると思います。
「見ること」は五感の約8割を占めると言われています。デスクワークや趣味の時間、できればストレス無く見ることに集中したいですよね。
もちろん現在のライフスタイルと必要な度数の関係も重要ですので度数のチェックがてらご覧になられてみてはいかがでしょう。
(decora TOKYO 店長 岡部)
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