本日ご紹介はドイツを代表するシートメタルブランド「ic!berlin」です。
眼鏡史に刻まれる有名ブランドですが、最近眼鏡に興味を持たれた方などはご存じでないかもしれませんので、まずic!berlinとはどのようなブランドかを簡単に説明させていたただきます。
ic!berlin
極薄ステンレスをレーザーでカットし、ネジを使うことなく組み上げられた独自性の高いデザインは1998年に発表し、瞬く間に世界のトップブランドとなったドイツブランドです。
独自性の高いデザイン、構造により軽量で耐久性もあり、オンオフ問わず使用できる完璧なデザインとして幅広い年齢層から支持されています。また眼鏡カテゴリーに “シートメタル” という新たなカテゴリーを開拓したブランドと言えます。
普段、当ブログではイベントや新作情報をご紹介しておりますが、本日は定番モデルをご紹介したいと思います。
MODEL:SOLAL
SIZE:51□20
PRICE:¥57,200(with tax)
MODEL:ANOUK
SIZE:52□18
PRICE:¥57,200(with tax)
MODEL:AUF DEM FLUSSE
SIZE:50□19
PRICE:¥57,200(with tax)
MODEL:133 AM DACHSBAU
SIZE:51□20
PRICE:¥57,200(with tax)
上の4型は当店で長い期間取り扱いをしている定番モデルです。どのモデルも10年ほど前に発表され現在でも人気が衰えない傑作です。
写真を見て頂くとおわかりいただけると思いますが、最近のトレンド(ラウンド型、ボストン型)とは違い全てシャープなスクエア型です。
もちろんic!berlinも新作では、トレンドのシェイプを多く発表しています。そして当店にて受注会を行いますとファッション性の高い新作の評判は大変高いです。
ただ昔からのファンの方ほど「ic!berlin=スクエア型」と思われています。
ic!berlinがデビューした頃、トレンドはスクエア型でありました。その時代に衝撃的なデビューを飾ったic!berlinが皆様の脳裏に焼き付いているのかもしれません。
そしてそれから20年ほど経ちトレンドは変化し、市場からスクエア型は徐々に減りました。そんな中ic!berlinの定番モデルは淘汰されずに生き残り、今でも高い人気を誇ります。完成されたシェイプ、無駄のないデザイン、優れた掛け心地を考えると現在でも人気が継続していることに驚きはありません。
ラウンド型やボストン型でしか出せない雰囲気があるのと同様にスクエア型にしか出せない雰囲気があります。そのシャープな雰囲気はビジネス向けに最適です。実際当店のお客様もビジネス用にお選びいただくことが多いように思います。また映画やドラマ等でビジネスマンを演じる方が、ic!berlinを掛けていることは今も昔も大変多いです。
そして大変軽く掛け心地の良いic!berlinは、「眼鏡がずれ落ちる」「締め付けられる」といったストレスを軽減してくれるため、長時間のデスクワーク等において作業に集中できる眼鏡と言えます。テレワークが増えている今、もう一度見直したい眼鏡かもしれません。
私も新作や新ブランドについつい目がいきがちです。ただトレンドに左右されず残り続けるモデル=定番モデルは抑えておきたい眼鏡です。人気定番モデルを知っていただくと普段気が付かない眼鏡の本質的な魅力を発見できるかもしれません。
(decora TOKYO チーフ 木村)
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