こんにちは。デコラ東京 岡部です。
夜には少し空気も澄んでくるようになり、冬っぽさを感じられるようになってきました。
街は早くもクリスマスムードが漂い始めていますね。
12月のイベントは自分へのご褒美やプレゼントとしても相性の良いブランドをご用意いたしました。
The Spectacle SPECIAL EXHIBISION
12/8(sat)~12/16(sun)
LAに本拠を構えるRetroSpecs社が手掛けるThe Spectacleコレクションは、主に1920~70年代にかけてのアメリカで製造された金張りのフレームとプラスティックフレームで構成されています。
この年代以前の眼鏡は、非常に高価なもので使用できるのは一部の上流階級や知識人に限られていました。
20世紀初頭に多くの発明と共に製造業が急速に発達します。これに伴い眼鏡業界も飛躍的な進化を遂げます。量産が可能になった眼鏡は一般の方々にも手が届く価格まで抑えられるようになったのです。
Regular collection
40年代、特に第二次世界大戦後にはプラスティックの製造技術も発達し、セルフレーム、コンビネーションフレームが世に広まってゆきました。
そして現在、様々な素材、構造のフレームがデザインされて私達を楽しませてくれていますが、これらすべての要素がこのコレクションの中に集約されています。
The Spectacleは単にヴィンテージ眼鏡をそのまま販売してるわけではありません。
非常にシステマチックに行われるパーツ管理、独自に開発したレストア技術により最終工程の組み上げまで美しくレストアされたヴィンテージでなのです。
ノーズパットはレギュラーのコレクションにはベークライト製のパット、希少価値の高いスペシャルなコレクションにはRetroSpecs社オリジナルのK12金無垢ノーズパッドが取り付けられています。
Speciality collection
また、レギュラー、スペシャリティどちらのコレクションにも1本1本固有のレジストレーション・ナンバー(登録番号)が付与されており、フレームの仕様(彫金デザイン、ブリッジ・レンズ・テンプルサイズ、レンズシェイプ、フレーム・レンズカラーなど)の全ての情報が本国で管理されています。
ということは、世界に1本しか存在しないフレームを購入することができるのです。比較的リーズナブルなレギュラーコレクションも世界に1本なのです。
眼鏡の歴史を身に纏う贅沢なひとときは至福の一言に尽きます。
眼鏡通の最終到達点としてヴィンテージの世界にたどり着く方も少なくありません。
ぜひこの機会にお手に取ってみてください。きっとその理由を知ることができると思います。
(decora TOKYO 店長 岡部)
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