こんにちは、デコラ神戸の柴田です。
今回は、ニコン・エシロール社が開発した「Visioffece 2 with H3D」という最新フェイスプロフィール測定機のご紹介です。
全国でもまだ60台ほど、関西圏でも10台しか導入されていない、こちらの最新機器はオーダーメイドタイプのレンズには必須データとなる「フェイスプロフィール」を簡単な動作や数秒の動画撮影で計測することができます。
「フェイスプロフィールの重要性」とは…
目とレンズの位置がズレていると、いくら精密に測定した度数もその効果を十分に発揮することができません。
お客様一人ひとり異なるフィッティングデータを数値化し、そのデータと測定した度数データをもとに最適な一本へと仕上げていきます。
「フェイスプロフィールの内容」とは…
フェイスプロフィールでは、目とレンズの位置関係の中でも、三大要素を測定、数値化します。
①フレーム傾斜角
お客様のお顔に対するレンズ縦方向の傾斜角度
②フレームそり角
お客様のお顔に対するレンズ横方向の傾斜角度
③角膜頂点距離
レンズと角膜頂点との距離
お客様一人ひとりで、フェイスプロフィールに違いが出るのは当然ですが、お選びいただいたフレーム一本一本でも違いが出てきます。
フェイスプロフィールを計測する前には必ずフレームの調整(フィッティング)を行い、最高の眼鏡に仕上げていきます。
これら「フェイスプロフィール」のデータを取るために、今までは専用のスケールを用いて計測して参りましたが、最新テクノロジー測定機により、個々で異なるお顔を動かすクセや物を捉える際の視線の動かし方も考慮されたデータを導き出します。
まず最初に、フィッティング完了後のフレームに治具を取り付けます。
治具を取り付けたフレームをかけてもらい、数回お顔を動かしてもらいます。
従来の測定機では、測定中の姿勢が完全な自然な状態であるかどうか確認するのが難しいことがあります。
頭部複数の箇所の位置観測のリアルタイム統計分析により、最も自然な頭位が特定されます。
次に、数秒の動画を撮影します。
取り付けた治具の4カ所のマーカーと角膜反射の位置を確認し、左右に軽く首を振った動画も撮影します。
その後、画面上に各種パラメータの計算結果が表示されます。
OCD=左右別の瞳孔間距離
高さ=レンズ底辺から瞳孔までの位置、目の位置
ECR距離=眼球回転中心とレンズまでの距離(角膜頂点距離も計測されています)
チルト=フレーム傾斜角
などの精密なデータを約3分ほどで計測できます。
また、利き目や近用作業距離(いわゆるどのぐらいの距離で本を読むか?)なども数秒で計測
可能です。
通常の度数測定とフィッティング状態を数値化し、そのデータを見え心地の補正材料とするパーソナルオーダーメイドレンズは、遠近両用レンズや中近両用レンズなどの累進レンズだけではなく、運転用やリーディング用といった単焦点レンズでもご用意しております。
世界中より厳選したアイウェアに、最新の3D解析技術を搭載した「Visioffice 2 with H3D」で計測したデータとパーソナルオーダーメイドの最高峰レンズで、本当の意味の「世界に一つだけの
眼鏡」をご提供いたします。
(decora KOBE 店長 柴田)
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