こんにちは。漆畑です。
誰も経験したことのない自粛生活が明け、はや二ヶ月あまりが経ちました。
自粛生活は買い物の仕方に変化をもたらし、同じく販売側のマインドにも変化をもたらしました。
販売側は通信販売でいかに消費者にわかりやすくモノの魅力を伝えるかを考え、写真だけではなく、SNSを通じて動画やライブ放送を駆使するなどお客様との接点を模索しました。
私たちもInstagramを使って慣れない動画配信を試みたり、新たに開設したオンラインショップで眼鏡の紹介をはじめました。
このようなご時世ですので時代に合わせて柔軟な体制を作っていきたいと思います。
現在オンラインショップは当社ならではの商品を中心に少しずつコンテンツが増えていっています。ご遠方の方、まだまだ街での買い物に不安があるという方などご利用いただければ幸いです。
オンラインショップも新たな窓口に加わったとはいえ、やはり眼鏡選びの醍醐味は対面販売にあると思います。
度数を入れる方はもちろんですが、眼鏡のサイズ感というのは、洋服のS.M.L表記のようにわかりやすいものではなく、素材や構造によって表記以上にサイズ感に幅があるものです。実際に試着しないと買えないと思われている方も多いことでしょう。
ある程度眼鏡を所有している方であれば、抵抗なくオンラインショッピングを楽しめるかもしれませんが、初めての方にとってはなかなかハードルが高いものですよね。
ライフスタイルや様々な嗜好性など、会話の中から新しい眼鏡のイメージを構築するスタイルを採っている私たちショップの立場からすると、眼鏡の記憶とその方のライフスタイルが結びついているため、購入いただいた眼鏡を次のご来店の際に見れば、あぁこんなお話をしてこの眼鏡に着地したなぁというふうにその方のライフスタイルを思い出せるものです。
完成までの過程が長く、自然と会話も多くなり、場合によってはお互いのライフスタイルを共有させていただく機会もあるなど、他の身の回り品と比べて記憶の定着度も高いのではないかと思います。
そのため他の物販と比べ、眼鏡は対面販売に優位性があります。
自粛後、新たな気持ちでお客様と接し、対面っていいなと改めて実感しております。
同時に、このようなご時世だからこそ、わざわざ足を運んでいただいたお客様にご満足いただけるよう努めなければと思う次第です。
マスク着用が常態化して、様々な集団力学的要素や先のわからない状況を考えると、お客様も私たちもマスク無しで会話ができる日常に戻るのは時間がかかるかもしれませんが、日々お客様の来店が戻ってくる新しい日常をありがたく感じております。
改めまして今後ともよろしくお願い致します。
個人的なお知らせになりますが、今月26日、久しぶりに古巣の神戸店にお邪魔しようと思います。
懐かしいお客様と対面できたら幸いです。
(プレス 漆畑)
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