本日は特定のお客様のお悩み解決というよりはもっと沢山の方々を対象にお話を進めさせていただきます。
コロナ禍により私達の生活にも変化が現れしばらく経ちました。
一時期閉鎖されていたオフィスや施設も再開し新丸ビル内を往来する来館者やオフィスワーカーの姿も見られるようになりましたが、実際にお客様とお話しさせていただくと半数近くの方が今もテレワークで勤務されている方がいらっしゃることに驚いています。
プライベートでも自然と屋内で過ごす時間が多くなり、オン・オフ共に近くの距離をご覧になる時間が増えていることを実感されている方も多いかと思います。
コロナ禍前では「見たいときだけ」近くを見る(現在、この作業時間も以前より増えていると思われます)作業がほとんどであったかと思いますが、コロナ禍後はそこにプラスしてテレワーク時に要する近業の時間も加算され、飛躍的に近くを見る時間が増えています。1日の中で近くを見る時間の方が長いという方も多いのではないでしょうか。
最近手元が見えづらくなってきた方や、少々暗い場所での文字の判別にストレスを感じ始めている方はリーディンググラス利用のサインと言えます。この時点で迷わず眼鏡の使用でストレス軽減していただくことをお奨めします。
すでにメガネをご利用の方も多いかと思いますが単焦点の老眼鏡をご利用の方、遠近両用で長時間の近業を行われている皆様は新しいタイプの老眼鏡も検討されてみてはいかがでしょう。
Nikon LOHAS リーディングタイプ(近々両用タイプ)です。
どのような用途の眼鏡にもメリットとデメリットがあります。
単焦点タイプの老眼鏡のメリットには「視野の広さ」が挙げられます。横方向の視野を広く取れるため視界が広がった印象を受けることでしょう。
しかしながら「距離」に関しては弱点の一つと言えると思います。作業内容によりけりですが、レンズ全体が均一な度数のため作成時に決定した目的距離でしかクリアな視界を得られない点です。
その結果、手元の書類(又はPCのモニターなど)以外の距離は見えないため、ピントを合わせるため無意識に姿勢がこの様になってしまいます。
これはかなりツラい状況です。首、腰、肩の痛みに悩まされることでしょう。
ここでLOHASリーディングタイプの出番となります。
ご利用方法は遠近両用、中近両用と同じくレンズの利用位置によってピントを合わせられるため、手元の資料やスマホとPCのモニターまでの距離を両方カバーできます。目安としては眼前40cm前後~遠くは1m前後が目安となります。
実際にご利用いただく距離につきましては私達にご相談ください。お好みの目的距離に合わせて調整させていただきます。
LOHASシリーズにつきましては数種類のグレードが用意されています。
私のお薦めとしましては「LOHAS 10」をお薦め致します。
ポイントとしては「フェイスプロフィール」の設定が行えることです。
近々両用レンズの入門レンズとしてはカスタマイズ要素がしっかり搭載され、非常にコストパフォーマンスの高いレンズです。初めて試してみたいという方にも、リピートで使用される方にも安心しておすすめできます。
近々両用もオーダーメイドが行えるようになり、日本のレンズ製造技術がまた一歩進化したというわけです。ついに近々両用もオーダーメイドの時代到来かとレンズメーカーの企業努力には感心しております。
フェイスプロフィールの詳細につきましては以前漆畑ブログにてご紹介させていただいております。こちらも合わせてご覧いただけますと幸いです。
2020.01.22 漆畑ブログ 「オーダーメイドレンズの話」
私自身、用途別に遠近、中近、近々両用眼鏡を使い分けており、このブログを書いている時点ではPCの前に座りっぱなしの作業のため近々両用を使用しております。使用前は首から肩にかけての痛みに悩まされていましたが、近々両用を使用してからというもの姿勢が改善され痛みは解消されました。
今回のお話はライフスタイル別眼鏡の一つとしてご参考になればと思います。
見え方のお好みは個人差の出るところではあると思いますが、近々両用のトライアルレンズはショップにございますので見え方等はご体験いただけます。
ご不明な点などはお気軽にご相談くださいませ。
(decora TOKYO 店長 岡部)
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