本日はイベントのご紹介です。
7/3(土)から7/25(日)の約3週間、イギリスの老舗アイウェアブランド「OLIVER GOLDSMITH」(以下OG)のフェイス拡大フェアをロングラン開催致します。
弊社ではCONSUL-Sという歴史的名作をセルロイドで別注しするなど(過去ブログはこちら 2021/6/5 OLIVER GOLDSMITH “CONSUL s” Celluloid Limited Edition)、リコメンドしてきたブランドです。
世界的にみても100年続くブランドは限られており、創業1926年のOGは95年経過の老舗中の老舗です。全てのモデルが過去のアーカイブからの復刻となっており、OGを見ることすなわち眼鏡の歴史を見るということかと思います。
古くはオードリー・ヘップバーン、マイケル・ケイン、グレース・ケリー、ピーター・セラーズ、ジョン・レノン、ジャクリーン・ケネディ・オナシス、オリビア・ニュートン=ジョン、近年ではノエル・ギャラガー、ロビン・ウイリアムス、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、ルーシー・リュー、ヒラリー・ダフ、ジェニファー・ガーナーなど、そうそうたるセレブリティーから愛されてきました。
モノには変えるべきものと変えてはいけないものがあると思いますが、OGが大切にしているのは変えてはいけないデザインです。現代だからできる新しい試みはOG×OLIVER GOLDSMITHとして別ラインで展開しています。
今回のイベントではアーカイブコレクションにあたる本道、「OLIVER GOLDSMITH」をじっくり堪能いただければと思います。
3代目にあたるアンドリュー氏は今も現役でSNSでの発信も精力的に行なっており、Instagramで@olivergoldsmithspectaclesと検索いただくと、貴重なアーカイブ画像を数多くアップしておりますのでご興味ある方はのぞいてみてください。
3代目のアンドリュー氏
それではイベント商材の中からいくつかのモデルをアンドリュー氏から収集した情報を元にご紹介致します。私も知らなかったストーリーがチラホラと。
<COUNSELLOR>
COUNSELLORは、「個人的な問題について指導する訓練を受けた人」を意味し、これは、1960年代に映画『国際諜報局』でマイケル・ケインが着用するために作られたデザインです。智の湾曲が特徴的で、いわゆる曲智(キョクチ)と言われるディテールです。エレガントでありながらどこかアクティブな印象となるウェリントンです。
<SHEPPERTON>
SHEPPERTON(シェパートン)は、映画製作で有名なイギリスの町です。
アンドリューは1980年代初頭に、同じくイギリスの町で、映画製作で有名な町エルストリーとパインウッドという3つのデザインのうちの1つとしてこれをデザインしました。一連の80‘Sシリーズは映画の街三部作だったのですね。この3部作は隠れ名作と言われており、日本でもファッション感度が高い方に愛用されています。
<ZAK>
ZAKは、ギリシャ語を起源とするZachary(ザカリー)という名前に由来します。
このフレームは1960年代にマイケル・ケインが映画「パーマーの危機脱出」で着用するためにデザインされたものだったそうです。ところが実際着用するにあたり、プロデューサーがかなり“重い”ということで、あまり使いたがらなかったそうです。そこで、その後ベストセラーとなる「Consul」が作られるきっかけとなりました。たしかに重いモデルですが、大胆な生地使いや多面的なカッティングなど、60年代の挑発的なデザインの特徴がよく伝わってくるモデルです。
<SANTA>
SANTAは、283年にイタリアのシチリア島で生まれた殉教者、聖ルチアに由来し、1980年代にアンドリュー氏がデザインしました。トップバーがないややドロップした大きめのレンズシェイプが特徴で、今あまり見られない味のあるデザインです。80年代の俳優が、フェードがかった写真の中で掛けて写っていそうな情緒がありますね。
(プレス 漆畑)
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