こんにちは、decora KOBEの大槌です。
お盆を迎え、早いもので今年もすでに3分の2が経過しました。
この時期にもなると海水浴や花火、スイカにかき氷など、一通り夏の風物詩を満喫された方も多いのではないでしょうか。
まだまだ暑い日も続きますので、どうぞご自愛ください。
さて皆様、日頃の自分に変化をつけたいと思うことはありますでしょうか。
私は先日ふと思い立って、人生初のあご髭蓄えてみました。少しの変化ではありましたが、いざ生やしてみるといつもの髪型や服装、そして眼鏡までもが何だか違うものに見えてきます。髭に合わせて少し髪型を変えてみたり、服のテイストを変えてみたりと試行錯誤の日々が続きますが、マンネリ化していた自分のスタイルに新たな発見があり、予想していた以上に楽しめています。
そうなると当然眼鏡のテイストも変えてみたくなります。
普段クラシカルなデザインの眼鏡が多い私も、新たな発見を求めてモダンアートのブランドに注目しています。ひとえに「モダンアート」と言っても、突拍子も無い奇抜なデザインばかりではなく、クラシカルなデザインを踏襲し、それぞれのブランドが独自のフィルターを通して作り出されたものもあり、掛けてみると実はしっくりくるものも多くあります。
今回はそのモダンアートなデザインの新作をご紹介したいと思います。
Arumamika
京都を拠点とした日本のモダンアートを牽引するブランド「Arumamika」。
20年以上のキャリアを持ち、生産のコーディネートをする今村信一さんと、抽象画家でもあり、メインデザイナーを務める美佳さんのご夫婦からなる日本のブランドです。
そのコレクションは柔らかなラインを描き、またその独特なカラーセレクトはポップなだけではない趣深い雰囲気を醸し出しています。
今期の新作はツーブリッジやラウンドがベースとなり、モダンアートとレトロをうまく融合しています。
手前 PATH-SL ¥37,800(税込)奥 DAWN-BKG ¥37,800(税込)
※Arumamikaの新作は入荷までもうしばらくお待ちください。
theo
1980年代から斬新なデザインで世界を魅力し続けるベルギーのブランド「theo」。
新シリーズ『アウトライン』は、逆進的な発想から生まれました。通常はフレームのデザインが決まり、その範囲の中でレンズのデザインが決まります。そこに疑問を感じたデザイナーは、「レンズ無しの眼鏡は存在しない』という考えから、まずレンズのコンセプトや形を決め、その後フレームのデザインをレンズの形に馴染ませるという革新的な方法にたどりつきました。
theoらしいカラーセレクトの立体的なフレームのみならず、レンズシェイプにも是非注目してみて下さい。
Skeleton-365(手前)、380(中央)、293(奥) ¥52,160(税込)
EYE WITNESS
「完璧なものは時にツマラナイものだ。人の顔は基本的に非対称であるように、眼鏡も左右非対称でもいいのでは」という発想のもと生まれた左右非対称のシリーズ。
チタンを巧みに削り出し、レンズシェイプだけではなくモダン(テンプルのカバー部分)も左右非対称になっていたりと随所に遊び心溢れるデザインに。
上 XC-258 ¥59,610(税込) 下 XB-233 ¥59,610(税込)
MYKITA×MAISON MARGIELA
「美とテクノロジーの融合」というアイデンティティのもと、ステンレスシートと独自のスクリューレスヒンジからモードなアイウェアを発表するドイツブランドのMYKITAと、ベルギーのアパレルブランドMaison Margielaとのコラボレーションシリーズです。
サイドに配したシールドの構造に見えるラインのディテールは、Maison Margielaのオートクチュールコレクションで見られた、デコルティケ(Décortiqué)と呼ばれる服の内側の構造を露わにする手法からインスパイアされています。
ネジや溶接を一切使用せず、ステンレスシートのみで立体的なデザインを創り出すそのアイデアには脱帽です。
MMCRAFT-002 ¥64,800(税込)
今までモダンアートのフレームを掛けた事がない方も、是非店頭にて一度その世界観に触れてみて下さい。
新たな発見からご自身のスタイルに変化を与えてくれるかもしれません。
(decora KOBE 大槌)
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