こんにちは、decora KOBEの大槌です。
例年よりも遅めの梅雨で7月中旬になっても、まだジメジメとした日々が続きますね。
ただ近所の公園ではフライング気味のセミがけたたましく鳴きはじめていますので、夏本番はもうすぐかもしれません。
夏本番を迎えるにあたって、最近特にサングラスレンズのカラーについてお問い合わせを多くいただきます。
サングラスのレンズカラーはひとえに色の濃淡だけで見え方が変わるのではなく、それぞれの色合いによって見え方に特徴があり、見た目の印象にも左右します。
今回はそのレンズカラーの特徴について取り上げてみたいと思います。
グレー
光を均等に低減させるグレーは、色調の変化が少なく、ナチュラルな見え心地です。また、眩しさを軽減することに最も適しているため長時間使用でき、ドライブやマリンスポーツなどにオススメです。
無彩色ゆえにフレームカラーを選ばず、スマートな印象を与えます。
ブラウン
眩しさの原因になる青色光を抑えるブラウンは、高いコントラスト効果で遠くのものや動きのあるものを認識しやすく、曇りの日のゴルフやドライブの際の路面状況の把握などにも適しています。
グレーに比べると肌馴染みも良く、優しい印象に。
グリーン
青色・赤色の光を抑え、眼が疲れにくく穏やか視界のグリーン。
コントラストは高めつつも、色調を崩さず、眩しさをしっかり取り除きます。
空軍のパイロット向けに開発されたレイバンのG15もグリーン系レンズカラーとしては有名で、その視認性の高さを裏付けています。
クラシックなテイストのフレームとも相性が良く、柔らかな印象を与えます。
ブルー
昨今人気のブルーレンズは、人が眩しさを感じやすい黄色やオレンジ系の光をカットし、コントラストを下げます。そのため白色はより鮮明に、黒色はより強調されるので、メリハリのある見え方になります。
濃さには注意(※濃度25%以上は夜間運転、または夜間の路上での使用が禁止です。)が必要ですが、夜間の対向車のライトが眩しい場合にも効果を発揮します。
ピンク
ファッション的要素が強いピンクは、眩しさを抑える効果はあまりありませんが、肌の血色をよく見せ、明るい印象を与えてくれます。
今期はフレームでもピンクが注目されていますので、フレームはちょっと…と言う方はレンズにピンクを取り入れるのも面白いと思います。
イエロー・オレンジ
コントラストが高く、視界の明るいイエローは、短い波長の光を遮る効果が高いことから光の散乱による眩しさを抑えることが出来ます。そのため視界の悪い夜間や雨の日のドライブなどに役立ちます。ただ、光の“量”を抑えることが出来ないため、強い日差しをカットする効果は期待できません。
青色光をしっかりとカットするオレンジもコントラストを高める効果があり、動きのある物を捉えやすいことからスポーツシーンなどにオススメです。
サングラスも「何に使用するのか」や、「いつ使用するのか」、「眩しさの度合い」などで選び方も様々です。上記の色の特性を踏まえてレンズカラーを選ぶことで、より快適なサングラスライフをお楽しみください。
※見え方や心地良さは人それぞれ異なりますので、是非店頭にてサンプルレンズをご体験ください。
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(decora KOBE 大槌)
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