本日ご紹介はYELLOWS PLUSの縁無し眼鏡「COLES」です。
COLES ¥34,000 (+tax)
YELLOWS PLUSを代表するレンズシェイプの一つクラウンパント型の縁無し眼鏡です。クラシカルな要素を持ったモデルですが、YELLOWS PLUSらしく普遍的な美を追求したモデルは、ヴィンテージの中にモダンな雰囲気をあわせ持った眼鏡となっております。シンプルな眼鏡のためその分ディテール・ラインの美しさが際立っています。
縁無し眼鏡は定番ジャンルの一つかもしれませんが、眼鏡好き・服好きの方ほど馴染みのないジャンルかもしれません。それも今まで縁無し眼鏡がファッション的なアプローチから語られることや眼鏡ブランドから新作で縁無し眼鏡を発表されることが少ないことも原因かもしれません。
(それ以外にも幾つか理由が考えられます。詳しくは以前のデコラブログをご覧くださいませ)
そんな中、YELLOWS PLUSは２年程前に冒頭で紹介しましたCOLESを含む幾つかの縁無し眼鏡を発表しました。それは現在当店でも取り扱いをしておりますARNOLD(写真下)・ COLES（写真上）・COLET（写真中）です。ARNOLDは、鼻元と智元の2点をネジで留めた「スリーピース」(縁無し眼鏡の中では一番有名な構造かと思います)、COLESとCOLETはスリーピースと同じく鼻元と智元ネジ留めしていますが、加えてその2点をレンズ背面に沿ってバーを通し固定した「リムウェイ」です。
構造の差により雰囲気は勿論変わります。その雰囲気の差を実際に試してみてください。
スリーピース(ARNOLD)
リムウェイ(COLES)
元々ファッションと距離を置いていた「縁無し眼鏡」ですが、最近のファッションの傾向の一つに「着飾る＜自分らしさ」があると思います。この傾向に合致した眼鏡の一つが縁無し眼鏡であるように思います。何年か前に「ノームコア」というスタイルが流行ったと思いますが、その時ノームコアを代表する著名人の一人としてスティーブ・ジョブズが例に出されることが多かったように思います。そのスティーブ・ジョブスが縁無し眼鏡を愛用していたのも偶然ではないように思えます。
クラシックな縁無し眼鏡は、シンプルで眼鏡本来の美しさを感じられる眼鏡と言えるかもしれません。このジャンルにいち早く目をつけたYELLOWS PLUSの感性には驚かされます。
そして当社オリジナルの「FISH＆CHIPS」の新作は、スリーピースです。既に当ブログやSNSにて告知しておりますのでご存知の方も多いかもしれません。手前味噌になりますが、眼鏡の本質とファションの両面を的確におさえた秀作となっているかと思います。
(decora TOKYO チーフ 木村)
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